乳児院・児童養護施設の経営課題6選|児童養護施設は613施設でほぼ横ばいのまま在所者は令和2年から約9.6%減、従事者は約8.7%増、入所は都道府県の措置で第一種社会福祉事業という構図を数字で読み解く
乳児院・児童養護施設の経営課題、「社会的養護だから変わらない」で終わらせていませんか。令和6年は乳児院147施設、児童養護施設613施設で、児童養護施設は施設数がほぼ横ばいのまま令和2年から定員が約5.8%減、在所者が約9.6%減、従事者は約8.7%増でした。こども家庭庁の全数調査では児童養護施設の71.7%に虐待経験があります。入所は施設との直接契約でなく児童福祉法第27条に基づく都道府県の措置で、設置は知事の認可に加え社会福祉法上は第一種社会福祉事業です。数字の読み方を整理します。
母子生活支援施設の経営課題6選|施設は令和2年から約4.7%減の202施設、入所理由の50.3%は配偶者からの暴力、入所は行政の保護の実施で第一種社会福祉事業という構図を数字で読み解く
母子生活支援施設の経営課題、「ひとり親支援の福祉施設だから変わらない」で終わらせていませんか。令和6年は202施設で令和2年から約4.7%減り、定員は4,183世帯(約6.4%減)、母子支援員は706人から658人へ約6.8%減りました。こども家庭庁の全数調査では入所理由の50.3%が配偶者からの暴力で、入所は施設との直接契約でなく児童福祉法第23条に基づく行政の保護の実施です。設置は都道府県知事の認可に加え、社会福祉法上は第一種社会福祉事業にあたります。数字の読み方を整理します。
児童館の経営課題6選|施設は令和2年から約3.4%減の4,248か所、従事者は約7.6%増の20,187人、民間の設置は届出でなく都道府県知事の認可という構図を数字で読み解く
児童館の経営課題、「子ども向けの公共施設だから変わらない」で終わらせていませんか。令和6年は4,248か所で令和2年から約3.4%減った一方、常勤換算従事者は18,756人から20,187人へ約7.6%増えました。小型児童館は2,404か所(令和2年から129か所減)、児童センターは1,707か所です。民間が設置するには放課後児童クラブのような届出ではなく都道府県知事の認可が必要で、児童厚生員の資格も基準省令に列挙されています。数字の読み方を整理します。
有料老人ホームの経営課題6選|施設は令和2年から約15.7%増の18,460施設、在所率は87.1%、令和8年改正で「登録制」が創設される構図と届出・前払金の保全措置を数字で読み解く
有料老人ホームの経営課題、「高齢者が増えているから安泰」で終わらせていませんか。令和6年は18,460施設(サ高住以外)で令和2年から約15.7%増、定員は約18.1%増、在所率は87.1%(前年84.0%)です。開設は指定ではなく都道府県知事への届出ですが、届出していない疑いのある施設が584件(未届率3.3%)あり、前払金を受け取る2,317件のうち保全措置が未実施の施設は23件でした。さらに令和8年6月公布の法改正で、中重度の要介護者を入居させるホームの登録制が創設されます。数字の読み方を整理します。
放課後児童クラブ(学童保育)の経営課題6選|登録児童は令和元年から約17.0%増の152万人、クラブ数は増えず支援の単位と大規模化で受け止める構図、待機児童は小学4年生が最多を数字で読み解く
放課後児童クラブの経営課題、「児童が増えているからクラブが足りない」で終わらせていませんか。令和6年の登録児童数は1,519,952人で令和元年から約17.0%増えた一方、クラブ数は25,635か所で約1.0%減り、支援の単位数(約15.2%増)と1クラブ当たりの大規模化で受け止める構図です。待機児童は17,686人で小学4年生が最多、運営主体では株式会社が約14.2%から約16.2%に増えました。開設は指定ではなく市町村長への届出で、基準は市町村の条例で定まります。数字の読み方を整理します。